ケーススタディの講義で「ペルソナ」作りをやらせてみた

人間、どんな些細な事でも何か新しい体験・経験すると大きく伸びるものです。
はしくれとはいえ、講師をやらせてもらう上では、いつもそんな「きっかけ」を与えることを信条としてます。

ケーススタディの風景写真2ケーススタディの風景写真3
で、今回デジハリの講義でケーススタディを受け持ちました。
と言っても2時間×2回程度なのですが。

昨日が初回だったので前半にスライド、後半にケーススタディとしてグループワークの中でペルソナをやってもらいました。

前半はWeb制作のワークフロー、ウオーターフォールとアジャイル(スパイラル)でやる場合の違い、ヒアリングの大事さ何か等等。

ケーススタディ1ケーススタディの風景写真4
※ケーススタディ風景は手持の携帯のカメラで撮ったのでとても画質が悪いですm(_ _)m

生徒さん達はつい最近、中間課題という自分でサイトを1つ制作する課題を終え、「Webサイトを企画して作るって意外に難しいぞ!??」、というのを体験したばかりなので、よく聞いてくれたように思えます。

で、今回のケーススタディでのペルソナ作りは以下の要領で行いました。

■お題:「福岡市内の賃貸物件中心の不動屋サイトでの資料請求数を上げる」

■準備したもの

  • 模造紙 (無ければ壁とかでもOK)
  • 付箋紙(5-6cmぐらいがいい、色違いがあれば尚良し)
  • マジック等の筆記用具
  • 男女別の適当な顔写真

■時間配分:全体で1時間

  • 5分:ペルソナとは?の説明
  • 5分:グループ分け(今回は人数少なかったので1グループ)
  • 20分:ペルソナの属性を決めて行く
    • 性別、名前、年齢、年収、出身、仕事、家族構成、趣味等等
    • 何で引っ越しをしようとしてるかの理由も考える
  • 20分:資料請求までのストーリー作り
    • スタートがサイトに訪問するまでから、ゴールを資料請求完了とする
  • 残りで総評とか感想とか

■やってみた所感等

  • 受講人数が少なかった(大雨のせい?講師のカリスマ低いせい?汗)ので、1グループしか出来なかった事。グループワークは複数グループのプレゼンを聞ける所にも醍醐味があると思ってるので。
  • 全く「物作り」を体験した事の無い人にとっては、最初は非常に意見が出にくい。
    これをほぐすのに主催者は全精力注いだ方がいい。

    • スライドにネタを仕込む
    • 雰囲気重視でBGM流す(ネットラジオとか)
    • とにかく意見が出した事を褒める褒める褒めちぎる。意見内容の是非は後回し。
    • とにかく口と手を動かしてもらう、等等
  • 2クラスの生徒が混じってたから、自己紹介させればよかったなーと反省。
    • RBCさんは毎回やってるけど、あれはとても上手い手法。次回は必ずする。
    • 名刺代わりに自分の名前を付箋紙に書かせて貼ってもらえば良かった、これも反省。
  • アンケートには「初めての事だったけど楽しかった!」という声が大半だったので、まずは成功かな。
  • 「楽しい」という体験をしてもらった事がとても嬉しい。講師冥利に尽きる。

所感にも書いてますが、この手のグループワークって面白いですよね。
全く同じ話題で同じ時間でのスタートなのに、グループによって全く違う提案・意見がまとまってくる。グループを「島」に例えたら、それぞれの島が独自の進化を経て文化を形成する感じ。

また一ヶ月後ぐらいにまたケーススタディ2回目をやるのですが、そこではまた別のお題でサイトマップ作りをやってもらう予定。
そのお題は2回程やってるのですが、いつも好評。だいたい暴走する人が出るw
この時、コミュニティの人も参加してくれたら、わいがやで楽しくならんかなー。

と、講師的な事をブログに書いたのは初めてだった事に気がついたw

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