「良いクリエイティブとは?」 学生たちに自分の言葉で書いてもらったらキュンときた

2017年8月崇城大学デザイン学科にて、2日連続でデザイン発想論演習のワークショップな集中講義で非常勤講師をさせてもらいました。
最後に学生たちにチェックアウトで書き出してもらった内容がとてもピュアでキュンと来たので紹介します。
(集中講義でやった内容はまた後日書きます)

どんな学生達、どんな条件だったのか?

  • 対象:崇城大学 芸術学部 デザイン学科 2年生
    • 進路でIT/Web系を考えている人は1人もいない
    • 少なくても僕の授業内で「クリエイティブ」や「デザイン」の講義、座学は行ってない
  • チェックアウトのテーマ「良いクリエイティブとは?」
  • 条件:付箋紙一枚に自分の言葉で書くこと

僕はクリエイティブについて一切何も説明してません。
「お題はこれね。自分の言葉でいいから考えてみて。時間は5分、よーい、スタート!」って流れでした。

実際に書いてもらった付箋紙がこちら。
(数字は「10点チェック(仮)」の結果です。これについてはまた後日)

チェックアウトの一覧

書いてる最中は皆真剣そのもの。

授業風景

「良いクリエイティブとは?」の学生たちのそれぞれの回答

※一部校正

自分らの不便を無くしていくことだと思います。まだまだこの世の中は非効率だったり不便な思いをしていたりなど課題はたくさんあります。それをつぶしていくことです!’

賛否がでてもユーザーが1人でも必要だと実感することができるもの

作る側もの受け取る側も、みんなが幸せになれること

まだ世の中にない、ありそうだけどなかったものを考えること。
そして、お菓子やBGMといった快適な作業環境、自分にはない発想を持った仲間が大事

当たり前を疑い逆の発想や自分の意見をたくさんの人と共有してに見つけること

班のみんなで作業を分担し効率的に行い、それぞれがコミュニケーションをうまくとりながら様々な視点でデザインを考え問題解決に導くことだと思いました。

みんなが意見を認め合い、個々の才能を十分に発揮して笑顔で制作できたモノだと思います。

日常の中で観察して気づくこと、それをどうしたら解決にもっていくことが出来るかという所まで考えること。その中でどのような障害があるか気づくことができたら良い物を生み出す近道かもしれない。

ただモノを作るということでなく、需要がある何かを満たすこと。そのためにペルソナを考えたりユーザビリティテストを何度も行う。そしてこれは幅広く通用するものである。

“今までにない”“人を楽しませる役に立つ” ものを作り出すこと、加えて“自分らしさ”を表現できたらなお良いと思う。
そのためには自己や社会を今一度しっかりと見つめ直す必要がありそうだ。

良いクリエイティブとはまず形にしないといけないと思いました。目に見える形になってはじめて価値のある良い物が生まれると思います。

私は思った事、感じた事を全て意味があるものとして提案したり、自分の今の視点の他に様々な角度の考えも取り入れる事が良いクリエイティブだと思います。

常識や規律に縛られず他人とのコミュニケーションをより受け入れやすくするために、またコミュニケーションによって他人からの視点を理解しやすくするために、お菓子や音楽などで楽しくできるような環境下での制作(で生まれる)

普段なにげなく過ごしてる日常から問題を見つけ出し、より良い対策や解決を導き出すためには、様々な意見交換、試行錯誤する。それが良いクリエイティブに繋がる。

物を創り出すにあたり、人と人とがデータを共有し、ユーザーによるテストを行いより良いものを創りあげていくことが、良いクリエイティブである。その時に使う人のことを考えることは良いクリエイティブを考える上で必要不可欠だと思う。

人々に新しいものを与え、欲求心を満たすものをつくること。
またクリエイター側も後先の未来を見据えながら、世の中の発展の為に考え想像すること。良いものをつくる過程にコミュニティは欠かせないものになる。先に世の中に出したものが得をする(早いもの勝ち)

人とコミュニケーションをとったり、社会によく目を向けることで、世の中の問題点を発見し、ユーザーのことを考えて、ものづくりすること。

自分の外の世界から影響を受けてそれを自分の内で違う形にして再び外の世界へ発信すること。
それがまた違う人へ連鎖していくとなお良い。

すんばらしいアイディアを低コストを目指す訳でなく、人が皆喜び、嬉しくなり、よりよい生活をすごせるような”ものづくり”

様々な人々の見方、考え方を様々な視点から観察し考え”形”にすること。
常にそのクリエイティブの結果に相手が存在することを意識したモノ作りを心がけることだと思う。

いかがでしょうか。

学生は他にもいろんな授業や講義を受けた知識もあるだろうし、少し的を外してたり用語を勘違いしてる意見もあるかもしれません。用語や語彙もまだまだ足りないです。

社会に出られた諸先輩方、現場の方から見たら失笑される内容かもしれません。
講師業されてる方からは「もっとちゃんと教えろ!」と激昂されるかもしれません。

それでも1年と半年の学生が、素直な自分の言葉でここまで考えてくれてるんだと思うとキュンとしました。

下手に専門用語や言葉をまだ知らない分、横文字(カタカナ)が少ないのも個人的に凄く好きです。

いつかまた自問自答したり、仲間たちと議論したりして、考えてくれることでしょう。(議論大事)

 

まだ2年生の彼ら彼女らが卒業までどんな成長するか楽しみです。

誰か1人でもIT業界を目指してくれたら嬉しい限り。

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