アジャイルを身近に感じたAgile Japan 2011 福岡

4/15は福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センターで開催された
Agileを味わえる Agile Japan 2011 福岡に参加しました。

大遅刻したため、午前中のUstream基調講演には間に合わず
午後の福岡会場のセッションから参加しました。

まず、感想を述べますと
プログラマと組むことがあるデザイナーにも為になる内容でした。

また単純に「開発」を含まない「サイト制作」における

「公開直前でのクライアント側からのちゃぶ台返しを未然に防ぐには?」
「営業と制作間での不毛な争いを無くすには?」

という問いにおいても
解決するためのヒントがありました。

以下、各セミナーでメモしたことを書いてます。

Backlog,CacooにおけるコラボレイティブなUI開発

(株式会社ヌーラボ 縣 氏)

UI(ユーザーインターフェース)は皆で作るもの。
統一感あるUIを実現するために、プロダクトオーナーを設定する。

アイデアフェーズ(この段階では無形)

プロトタイプフェーズ(この段階で見える形に)

デザイン

改善フェーズ

UIに正解は無い。
ターゲットを見つけ出す旅のようなもの。

スモールダブルチーム(システム x デザイン)による並行開発の実践と効果

(株式会社Fusic 小山 氏)

クライアント側からデザイン面で修正が入った場合…
その修正されたデザインをシステムに組み込む段階が結構大変。

バージョン管理システムをデザイナーに提案し
デザインチームに少しシステム側に歩み寄ってもらった。

プログラマとデザイナーとで時々フェーズを共有。
デザイナーとプログラマのコラボレーションが大事。

いつのまにかアジャイル開発??

(グローバルブレインズ株式会社 古川 氏)

デジタルサイネージを複数の会社で開発。
複数の会社で情報を共有するためツールを駆使。
Backlogでタスク管理、その他やりとりを電話(Softbank同士で無料)
Skype、Cacooで図を作成。
でも、報告時はExelで提出。

ディレクション能力や
コミュニケーション能力(菓子折りの差し入れなど)
敏捷性 がアジャイル開発では大事。

クライアントをどう巻き込んでいけるかが肝。

ゲリラ的サービスの育て方-SOICHA開発事例紹介-

(株式会社フライトシステムコンサルティング 森 氏)

SOICHA(Twitterのクライアントアプリ)を1人で開発。

開発ポイント
・開発者自身がヘビーユーザーであること
・アプリコンセプト重要
・設計は世の中の動向を先読みすること
・Twitterのユーザーニーズを拾う(7割が必要とすれば採用)
・ニーズの目的を正確に把握すること
・アップデートのタイミングも重要

まとめ(格言?)
・徹底的なユーザー視点が重要
・バグを恐れない。(バグは潰せばいい)
・良いものは評価される。

プレッシャーからプレジャーへ

(株式会社ハウインターナショナル 高橋 氏)

振り返り(Keep Problem Try)の効果。
・個々のプレッシャーを分散し、皆で共有できる。
・異なる視点を導入できる
・根本的な問題の発見
→少しずつ向上していける

振り返り(KPT)作業時
付箋で書き出すことで「発言」のプレッシャーを無くす。
思考停止に陥らせない。
個々の見解をチームの見解へ。
ファシリテーターが見守り、引き出す。

ブルーオーシャンiPad戦略

(ブルーオーシャンシステムズ株式会社 下川 氏)

医療業界向けにiPadアプリを開発「thot」

コミュニケーションを図るために
ミーティング、そして飲み会へ
(飲み会ミーティングの欠点は、話した内容を忘れてしまうこと)

アジャイル開発でなくても取り入れたいことは
テストの自動化、振り返り。

monkey magic agile

(株式会社イーシー・ワン 中尾 氏)

振り返り(2〜3ケ月に1回/2〜3週間に1回)
毎週/毎日 することを決めている。

不安な要素をテストする。
今やるべきことをやる。(今やらなくていいことはしない)

ソースコードを共同所有(メンバー全員、理解しておく)
ペアプログラミングで長期的目線で効率を上げる可能性にかけている。
(ペアプログラミングの概念を仮面ライダーWを例に分かりやすく解説されてました)

以上でセミナーは終了。
その後
「プロジェクトを成功させる”人間関係づくり”はどうするとよいか?」
というお題で、ワールドカフェを体験しました。

まとめ

  • プログラマはバグを恐れてはいけない。
  • 振り返り(Keep Problem Try)大事。
  • アジャイル開発にするつもりがなくても、リリース後に修正が入るものなので
    結局アジャイル的になってる。
  • 開発段階で、いかにクライアント側を巻き込んで一緒に作っていけるか。
  • デザイナーにSubversionを使ってもらう等、デザイナーとプログラマとの歩み寄りを。
  • クライアント・開発チーム・デザイナーチーム・関係者がゴールを共有できるか。
  • ムチャ振りが出来る人間関係を作るのも大事。

いいものを作りたい、という想いはみんな持っていて
そのための手法の一つとして
「アジャイル」はあるんだと再認識した
そんなイベントでした。

また、セミナー参加中は
他の会場のtwitterタイムラインを見ていたのですが
同じ時間、同じテーマを別の場所で共有している感が出てて
微かに一体感を感じました。良かったです。


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