11月17日(土)の福岡UX勉強会(仮)Vol.4は
北九州市立大学 ひびきのキャンパス
ひびきの祭 での行動観察ワークショップでした。
北九州市立大学の山崎進先生のご好意で
研究室をお借りすることができました。
まずは、主催者による
今日する内容と、なぜそれをするかの説明から。
◎全体の流れ
14:30-16:00 2チームに別れて行動観察
16:00-17:00 研究室に戻って観察内容の分析
17:00-18:00 チーム毎に発表
◎行動観察の内容
「楽しめてない人のその原因を探し、どうすれば楽しめるかを考える」
1)楽しそうにしてない人を見つける
2)その人を観察する
3)皆で、楽しくするにはどうしたらいいか考える(大学内の教室に移動)
さあ、いざ学祭へ!!
14:30-16:00 2チームに別れて行動観察
最初の20分程は、ターゲット探しに苦労しました。
なぜなら、一見楽しそうにしてない人を見つけたと思ったら
すぐに笑顔になることが多かったり
ターゲットの後を追って行ったら、駐車場に向かったり
学祭で、ずーっと楽しそうじゃ無い人を見つけるのは難しい
ということは分かったので、ターゲットの範囲を少し広げました。
若干不満そう、という程度の人にまで広げました。
芸能人が出演するコーナーのメインゲストが
「ぼくイケメン」の狩野英孝 氏だったのですが
彼が登場するまでに会場が結構埋まってきて
観察対象だった、図書館へ向かってたはずのご夫妻も観に来られてました。
狩野英孝 氏の場の作り方、持っていき方は
上手いなぁと生で見て思いました。
芸人の世界における顧客体験の作り方ってあるのかもしれません。
16:00-17:00 研究室に戻って観察内容の分析
1)対象ターゲットの属性(例:60代男性と4,5歳の女児)
2)行動の洗い出し(例:お互いに会話がはずんでない)
3)その行動の背景を推察(例:年に数回しか会わない)
4)彼らが楽しめるにはどんなことが必要かのアイデア出し。
17:00-18:00 グループ毎に発表
↓グーチーム
↓パーチーム
ターゲット毎に背景のストーリーを考え出し
彼らを楽しませるには、どんな工夫が必要か、
のアイデア出しして思ったのは
学祭って、もっともっと楽しくできる余地があるんだな
ということでした。
何で学祭やるの? の問いに対して
毎年やってるから、くらいしか
現状は答えが帰らないんじゃないかと。
どんなゲストを呼ぶかに躍起になってて
あとは昨年先輩たちがやったことを踏襲してるだけなんじゃないか?と。
その地域、その大学ならではの学祭のあり方ってあってもいいよね、と。
以下、アイデアの断片だけ列挙します。
- どの屋台もスタンプラリーの対象店舗
- 記念写真サービス(シャイな家族のための記念作りの押し売り)
- ゾーニング(「遊びのゾーン」「食のゾーン」「学びのゾーン」)
- 昔なつかし屋台風な出し物(射的、輪投げなど)
- フリーマーケットや蚤の市
- 大学の研究室発表展示
- お茶と和菓子/珈琲とケーキ
- 着ぐるみやヒーローショー(親子をターゲット)
- イケメンコンテスト(お目当ての男子に直接シールを貼って投票)
- 経済学部で売上げ、経営の戦略を練る
最後に
研究室やネット環境を提供してくださった
山崎進先生、ありがとうございました!
懇親会の手配までしていただき、本当に助かりました!
Vol.4の企画から全体の流れを考えたり
重い書籍2冊とプレゼン資料(MacBook Air)や
ワークショップの道具(模造紙、付箋紙など)を準備してくれた
主催者の山本光彦さん、ありがとうございました!
&お疲れさまでした!プレッシャーに負けないでくださいね(笑)
↑何故か薄着で来て寒い中、身体が冷えるパインを食べてました。風邪ひかないように!