GW恒例のCGFM開発合宿。
今年は「離れた場所にいる仲間がさりげなく互いの存在を伝え合うもの」をテーマに制作しました。
遠く離れて住む家族や友人に対して
「電話やメールするほどでもないけど、何となく存在を感じて安心したい」
を叶えるものを何かしら形にできないかと考えました。
それで、考えたのが図のような仕組みです。
我流さんはRaspberry Piでの開発作業へ
私は表側の見える部分の制作へ取り掛かりました。
目が光るトマさん縫いぐるみの制作。
メンテナンスのしやすさを考えてファスナーをつけました。
両目にLEDを仕込み、Raspberry Piや配線周りを収納できる台座を作って完成。
こちらは トマさんに信号を送る側のスイッチ(我流さん作)
技術面については、そのうち我流さんがブログにまとめるので
そちらをお楽しみに。
NG集
今回のGW合宿は、何を作るか明確にしてから取り掛かるというよりは
作りながら次に何を作るか考える感じで進めました。
はじめは、スイッチが押されたら縫いぐるみの手を動かそうとして
モーターと、手と連動するための歯車が必要だと考え
レゴのPower FunctionsとTecnicを購入。
レゴ自体、あまり触ったことがなかったので
説明書通りに組み立てるところから始めました。
作り進めていくうちに、
縫いぐるみの手を動かす案は難しいのではないか?
頭を光らせるのはどうか?
という流れになったので
トマさんの頭部をランプシェードにする方向へ切替。
ランプシェードを作り進めるうちに
周囲が明るい状況でも分かるくらい頭部が光らせるには相当量の光が必要で
今回の開発ではLEDを点滅させるまでが限度だから難しい
ということになって、目だけを光らせる案に落ち着きました。
今回のGW開発での反省点は
開発に取り掛かる前の認識合わせの詰めが甘かったことです。
GW入る前にあらかたの全体図を共有できていると
ゴールに向かって、それぞれが突き進めるのですが
今回は、次に何するか?が明確にしきれなかったことが少し辛かったです。
といっても、失敗出来るのが開発合宿の良さでもあるので
今回の試行錯誤がいつか何かに役立てれば良いかなと思ってます。