MacBookProに環境を移行して、新たに制作環境を構築した時のメモ

初めて買ったMacBookProに最初にしたことのメモです。

「移行アシスタント」したときのメモ

愛機:iMacのTimeMachineからMacBookPro17"へMacユーティリティ「移行アシスタント」で制作環境も丸々移行。
なんて便利!
mac_asistant

Adobe CS3のライセンス移行の手続きが必要だったぐらいで、
それ以外は全部同じ環境ですぐにでも仕事できる!

と、思っていたのですが罠がありました。

移行アシスタントはPHPやApacheなどの環境は移行対象じゃないようです。
(何か移行時に指定があったのかな?)

▼移行アシスタントが移行できるもの

  • ユーザーアカウント
  • アプリケーション
  • ネットワークとコンピューターの設定
  • ファイル
  • ボリューム

ファイルは、ユーザーのHOME以下(ピクチャとかムービーとかライブラリとか)。

▼移行できなかったもの

  • BootCampのパーティション
    • ParallelsでインストールしたVista領域は移行できました。
    • BootCampではXPを入れてましたが、再度入れ直しが必要。
  • Apache、PHP、などの開発環境
    • MacPortで入れた物等

MacBook Proの環境構築したメモ

このサイトを参考に設定しました。

めちゃくちゃ感謝!
とてもよくまとまってました。
以下、私が試していろいろ気がついた点やハマったとこのメモです。

「セキュリティ」のFileVault

存在すら知らなかった、、、
調べるとTimeMachineと相性が悪かったらしい。
コメントにもその事を書いてる人もいましたが、
問題無さそうだったので私も導入しました。

勉強会にもMacBookProを持っていく事も多くなるだろうし、
ここはしっかりして設定しておくことにしました。

ただHOME領域を暗号化するのに時間がかかるらしいのでデータを整理して、
大きなデータは外付HDDに退避させて、消せるデータは消して軽くしました。
(後でユーザーアカウントも作成するのでそちらに移す作業でもこうした方が良かったです。)

ちなみに暗号化自体の時間はGBぐらいで、15分ぐらいかかりました。

FileVaultを有効にするとHOMEアイコンが金庫な家なアイコンに変るんですね。
FileVault
なかなか強固な感じですね、この辺Macらしい。

TimeMachineでの相性がどうなるか、今度別記事で書いてみます。

管理者アカウント

別に管理者アカウントを作成して、ふだん利用するアカウントを一般ユーザーに降格させる。

これ、サト研でもnishiakiさんから「常識やろ」と言われた事なんですが、
面倒臭がってやっていなかったので、
これを機にちゃんと設定しました。

一個だけ補足。

普通に使うユーザー(garyu)でターミナルのsudoコマンドが使えなくなったので、
このままだと後のMacPortsなどのインストール作業ができません。

以下のサイトを参考にして、/etc/sudoers でユーザーgaryuにroot権限を与え、
sudoコマンドを使えるようにしました。

sudo による管理者権限の付与
http://linux.kororo.jp/cont/intro/sudo.php

sudoコマンドは、なにも設定していない状態では一般ユーザはデフォルトで使用できないようになっています。

SSHのセキュリティ設定

/etc/sshd_config を編集しパスワードログインを不可にする。これを設定しないと外に持ち出したときに総当たり攻撃を食らってしまう。

これもちゃんと設定。
意味をよくわかってないまま設定してまってますが、
SSH関係で何か不具合が出たら元に戻してみることにします。

インストールするソフトは概ね被ってるようなので割愛。
でもよく見ると知らないソフトもあったので今度試してみます。
これで安心できる環境ができました。

MacBook Proの制作・開発環境構築したメモ

目標: WordPressやMovableType等が動く環境を作る事。

  • Apache,PHP,Perl,MySQL のインストール
  • ImageMagickのインストール

参考サイト

今まではMac OS XにデフォルトであるPHPを使っていたのですが、
私のスキルではパスの設定など色々と厳しかったので、
ここはMAMPを使う事にしました。
(たまたま見たサイトNetBeans for PHP : weblogのコメントのやりとりでは「PHP users group in San Francisco ではXAMPPMAMPは使わずにOS Xデフォルトのを使おうよ!」って流れもあるみたいですね)

Mac OS Xのローカル環境(MAMP+MacPorts)で、Movable Typeを動かしてみよう – 準備編 がとても良いまとまってて、参考にさせてもらいました。
本当に感謝です!

ImageMagickは何故かエラーが。
別記事に書いたように、どうも前にインストールしたのが残ってた??みたいなので、
アンインストールしてから再インストールしました。

MT4のmt-check.cgiを見ても必要なライブラリはほぼ入りました。

mt-check

XML::Atom、IPC::Runが何故かうまく入ってくれなかったですが、まー良しとします。

XML::Atom はインストール中、CPUが100%になって、数時間置いても変化無し。。。
cleanとか、いろいろ試してみましたがダメでした。
配布ファイルが壊れたりしてるのかな?今度また試してみます。

前の環境のhost等を反映

前の環境で使っていた以下の環境をMAMPの環境に反映させました。

  • /etc/host
  • httpd-vhosts.conf (バーチャルホストの設定ファイル)
    • ネイティブのMac OS Xは切り分けられてる

MAMPはドキュメントルートをGUIで手軽に変更できますが、
僕は複数の案件が走ってる時に、毎回切り替えるのが面倒なので、
ホスト名を変更して、ブックマークしてすぐアクセスできるようにしてます。
(例: http://work, http://sites/, http://hogehoge/ 等)

最初が不可視ファイルのhostを編集するとか、virtualhostを追記するとか面倒ですけど、
後からの開発効率考えたら便利なので。

以下設定したメモ。

1. /etc/host 一番下に使いたいホスト名を追加

127.0.0.1	sites
127.0.0.1	work
127.0.0.1	hogehoge

2. httpd.conf (/Applications/MAMP/conf/apache/httpd.conf )に以下の一行を追加

# Virtual hosts
Include /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf

Virtual Hosts の設定は、httpd.conf に追記せずに
別ファイルにしておくため。
これで外部の設定ファイルを読み込むようになります。

3. extra/httpd-vhosts.conf の作成

/Applications/MAMP/conf/apache/以下に「extra」というフォルダを作成。
その中に httpd-vhosts.conf を入れる。
(Mac OS XネイティブなApacheだと、/private/etc/apache2/extra/httpd-vhosts.conf にあります)

//ポート番号は8888から、80に (Mac OS XのネイティブなAapcheは使わないから)
NameVirtualHost *:80
//例:ホスト名「sites」で、Home以下のサイトを使いたい場合
<VirtualHost *:80>
DocumentRoot "/Users/(ユーザー名)/Sites/"
Options Indexes Includes FollowSymLinks
ServerName sites
<Directory "/Users/(ユーザー名)/Sites/">
      Options Indexes MultiViews ExecCGI
      AddHandler cgi-script .cgi .pl
      AllowOverride All
      Order allow,deny
      Allow from all
</Directory>
</VirtualHost>

参考サイト

長くなりましたが、これが私が行なった作業です。
間違っていたり、まずそうなところがあればご指摘くださると幸いです。

まとめをしてくれた皆さんに感謝!!

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