3/1(日)に警固神社で「リリー塾」がありました。
リリー・フランキーさんは
このイベントを主催しているインターナショナルアカデミーが
開講している講座「えほん教室」の講師です。
そのリリーさんが、イラストやえほんのお話をしたり
参加者の質問に答えてくれる、という内容です。
会場は座敷でどことなくアットホームな雰囲気。
本当は15時スタートの予定が
リリーさんが飛行機に乗り遅れたため
2時間遅れでスタートしました。
参加者の方も予測の範疇だったのか
イライラする様子もなく穏やかムードでした。
リリーさんが登場。
まずは「えほん教室」の受講生作品の講評をしながら
脱線もあり、絵本についての考え方をお話されました。
その後で、あらかじめ収集していた
参加者からのアンケートを元に
リリーさんが質問に答えていきました。
初参加で勝手が分からなかった私は
イラストレーターに関する真面目な質問を
ギッシリ書いてたのですが
多くの方の質問が、イラストに関する事ではなく
人生相談、悩み相談だったし
リリーさんも普通に(むしろ熱を入れて)答えられてたので
場違いな質問をしたかな〜と、ちょっと反省しました。
印象的だった答えがいくつかありました。
「絵本を描く事は、心を病んだ人のリハビリとして取り組む作業」
「絵本描きは99%食えない、と思ってていい」
「『食えてる=プロ』ではない」
「絵本を描く事は”お金”、”仕事”で考えられるものではない」
「”やりたい”ではなく”する”」
「絵本を描く時は”考え過ぎない”、もっと”シンプル”に」
「みんな違うリズムで生きているから、いつがスタートだっていい」
あと、電波に乗せれないエロい話題が多かったですね〜
最後に、クロッキー帳にサインまでしていただきました。
(記念写真も撮らせてもらいましたが、ブログでは控えときます。)
☆終わってみて…
テレビで見る印象と違わず飄々とした感じの方ですが
「えほんとはかくあるべき」と
強い信念をお持ちなのが伝わりました。
あと、何となく背中を押されて勇気づけられた気がします。
「忙しい」は理由にはならない。情熱が足らないだけ。
本当にやりたい!と思ってやってたら
「気づいたら時間がなかった」ってことになるハズなので。
仕事とは別にやりたいことを
時間を理由に逃げないようにしたいものです。