「書評」カテゴリーアーカイブ

UIを考える自主練におすすめな本

自主練するつもりで購入したわけではないけど
読了後に「自主練にちょうどいい」と思った本を紹介。

オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理

おすすめな点は、ニーズ起点でお題が出ていること。
自主練する時に難しいのがお題作りだと思うんだけど
特殊な業界知識がなくても想像できる内容なのが良い。

お題を読んだら手を動かす。
考える時間がないならページを進めない。
つい読み進めて解答例を見たくなってしまうけど踏ん張る。

以下、自主練で書いたワイヤーフレーム。

他人に見せるのを考慮していなかったので粗い。
仲間と勉強会するんだったら、もっと綺麗に書きたい。

これから先の自主練について

日常生活を送る中で、使いにくいUI・サービスに出会ったら
なぜ使いにくいのか
どうしたら使いやすくなるのか
なぜ、その使いやすくなる施策を打たなかったのか?の背景
(コスト、時間の制約・法的制約・技術的制約・そもそも考えてもいなかった・社内コミュニケーションに何らかの課題がある 等々)

を考えて、できれば手と頭を動かして自主練すると
UI脳が鍛えられると思う。

[読書メモ]いちばんやさしい教える技術

最近読んだ
「いちばんやさしい教える技術」と
昨年読んだ
「ミーティング・ファシリテーション入門」

共通してると思ったのは
『相手が考えようとしているのを支える』
『人の意欲・好奇心を削がない』
『相手が自発的に行動したり考えるのを待つ』
『自分の意見を押し付けない』

自分が正しいと思って押し付けたり
成果を急ごうとすると人は反発しますね。
行動は従っていても心はそうでなかったり。

時間をかけて相手の様子を見て
相手にあわせて引き出しから出せるようになりたいものです。
(ってことは引き出しのストックも溜めていかないと)

「いちばんやさしい教える技術」は
読みやすくて要点もまとめられてて分かりやすかったです。
あと、日常で「教える」と意識してないけど教える行為に関して書かれていて
自分のやり方がまずくなかったか、振り返るのにも良いです。

「世界がわかる宗教社会学入門」を読んで思ったことなど

世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫)を読んで
本のまとめと、私の感想を織り交ぜながら連々と書いてみた。

宗教は会社でいうところの経営理念みたいなものかな
一貫したストーリーをベースに「だから人間はかく生きるべき」を
なるべく多くの人に分かりやすくストーリー仕立てで浸透させている。

国柄や風土、時代により、人の手で何度も改良が加えられている
全体を通しての辻褄があう必要があったので、
矛盾点を埋めるために苦しい解釈も含まれる。
その土地どちで受け入れられやすいように、内容も変化(劣化も含む)

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