崇城大学芸術学部の特別講義レポート


崇城大学芸術学部の特別講義に潜入してきました。
(クリスさん、ありがとうございました!)

6月29日(金)13:00〜
講師:稲本 浩介 氏(twitter / Blog)
(株式会社ゼネラルアサヒ インフォメーションアーキテクチャーデザイン) 
テーマ:インフォメーションアーキテクチャーデザインについて

私の頭の中だけに残すのは勿体ない良い内容でしたので
講義中のメモを晒します。
(講義の対象は芸術学部の学生であること、を前提にお話しされてます)

今日のタイトルを
「インフォメーションアーキテクチャーデザイン」

…としてましたが、タイトル変更します。

「知らない間に誰もがやってて
 でもあまり知られていないこと」

今日のキーワード。

  • IA
  • Context
  • User Journey Map

IA(インフォーメーションアーキテクチャ)

昔からある考え方だが
webの世界で注目され出している。

IA=分かりやすさのためのデザイン。
分かりやすさのための設計・計画をすること。

デザインの定義 → 計画。設計。

なぜIAが必要か?

10年間で
 選択可能情報量 530倍
 →何かを調べようとした時に出される情報

 消費情報量 65倍
 →人が処理できる情報能力

このことは、
欲しい情報が見つけにくい。
伝えたい情報を届けにくい。 という状況を意味する。

(図を表示:60秒の間でインターネットで何が起きてるのかのインフォグラフィック。)

分かりにくさはリスクである。

(図を表示:elements of user experience)
消費者が漠然と思ってる物を計画する部分。

図書館をイメージすると
カテゴリー、ラベル、配置・導線、検索の仕組み があって
はじめて使いやすくなる。

カテゴリー →分類
ラベル →一目で分かる

例題:
(参加した皆さんが)動物園の運営者だとして
6つの動物をわけてみましょう。

どうカテゴライズするかを考えるか、もIA
どういうカテゴライズ?ラベリングする?
その時大事なのはContext(コンテキスト)

Contextとは?

文脈と説明されてるが、よく分からないので(稲本さんは)
文脈→ 背景・状態・状況 に分解

背景:ユーザーがどんな経験を経てるのか
状態:ユーザーはどういう状況におかれてる?
状況:ユーザーはどのような状況や環境でコンテンツを見るのか?

(広告デザイナーで例えれば)
ポスターを作るときは室内だが、
実際に貼られるのは屋外である ことを意識すること。

高広伯彦 氏
の書籍「次世代コミュニケーションプランニング」の中で書かれていること。

日本は高コンテキスト文化
無意識に考えられる素質がみなさんには備わっている。
感じる能力は日本人は優れている。
見た状況で相手のコンテキストを判断している。

ただ、「デザイン」は直接のコミュニケーションではない。
人と人との間にあるバトン。

「…だろう」「…じゃない?」
想像、妄想することが大事。

無意識ではもったいない。
コンテキストを意識しよう。
複数人で作る時は、考えてる事を共有しないといけない。

では、どうすればいい?

コンテキストをアウトプットしよう。
アタマの中で処理するのではなく、紙などにアウトプットしよう。

User Journey Map

コンテキストをアウトプットした最終形。
ユーザーがどんな体験をするのか。
ユーザーにどんな体験をさせたいか。

starbucks experience map でgoogle検索してみると

スタバに来る前から来た後まで
どういうサービスを提供できるかを事細かに書き出してある。
(touchpoints 顧客との接点)

意識すると効果がでる。
無意識のContextをアウトプット→User Journey Map
知らない間に誰もがやってること。

don’t feel, Think.(考えるな、感じろ!の逆)

人それぞれなので答えは無い、間違えはないので、アウトプットを怖がらないこと。
皆でディスカッションしていいものを作ろう。

デザイナーという職業について。

社会に出ると歯車のひとつになる。
歯車には2種類。
動かされるか
動かすか
どちらが良い悪いではなく、どっちも必要。
でも、どっちになりたい?
動く方に必要なのは考える能力。

参考書籍

  • IA100
  • IAシンキング
  • Web情報アーキテクチャー:分厚い
  • 次世代コミュニケーションプランニング:広告系に進みたいひとにオススメ

参考キーワード

  • 人間中心設計
  • ユーザーエクスペリエンスマップ
  • ユーザージャーニーマップ
  • コンテキスト
  • インンフォーメーションアーキテクチャ 情報アーキテクチャ

参考URL

UX MAGAZINE

質疑応答

「考えるコツは?」

情報を集める事。
世の中に色んな企画がある。新聞、雑誌、など。

ただ見るではなく「これいいね」を収集。
それを続けて行くと、ストックができる。

考えてなくてデザインを上げるデザイナーに共通なこと:情報収集が足りない。
泥臭い調べる、という作業をするかどうか。
すぐに結果が出る事ばかりでないことを日々やっているかどうか。
色んな物を見てないんじゃないか?
知れば興味が出る。
何でだろう?→考える に繋がる。
いっぱい情報を仕入れることがコツ。

情報源は?

→twitter,Facebook
有名どころをフォローしておく。
集めるだけでなく、自分の意見もつぶやく、というのが大事。
自分の言葉で語る事も大事。

影響を受けた人物はいますか?

→いないかも。SEとして入社して流れで今の役職へ。
IA本の坂本さんには影響を受けている


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