
11月29日(土)今泉のクリエイティブセンター福岡にて
UX Fukuoka vol.20 ユーザビリティ評価(NE比)
ワークショップ を開催しました。
ユーザビリティ評価(NE比)では
実際に操作にかかった時間を測りグラフ化し
ユーザビリティを感覚ではなく客観的に数値化していきます。
NE比では、
サイトを初めて見る初心者=ノービス(Novice)
サイトの操作に慣れた熟練者=エキスバート(Expert)
それぞれに同じサイト、同じ操作タスクを渡して
実際にかかった時間を計測し
初心者と熟練者の時間の開きを比率で表します。
比率が3倍程度ならサイトの操作性については問題なく、
5倍あると問題があり改善の余地があることがわかります。
10倍以上ある場合は、そもそもの構造面で問題があると考えられます。

前回vol.19のユーザビリティ評価(観察法)で録画した
特定サイトの評価テスト中の動画を元に
チーム内で手分けしてプロトコル分析していきます。
まず、どの操作間の時間を計るかを
前回のシナリオなども参考にタスクを分割します。
そのタスクが行われる時間を、操作とユーザーの発話を見ながら
プロトコル分析シートに書き込んでいきます。
プロトコル分析後、Excelを使ってNE比を計算しグラフ化します。

vol.19の観察法の際に作成した
仮説・シナリオ・インタビューの仕方がうまくないと
プロトコル分析の際に欲しいデータが得られなかったりします。
(経験を積むとコツをつかんで上手くなっていくそうなので
実案件に組込んだり、自主練などで意識的に経験値を積んだ方が良いと思いました。)
グラフ化してNE比が大きいところに着目し
そのサイトの課題として捉え
改善案のプレゼン資料を作成していきます。


プレゼンは、実際にその企業へプレゼンしに行く気持ちで挑みましょう
と発破かけられつつのプレゼンタイムへ。



全チーム、それぞれダメ出しをもらいましたが同時に
どの点に留意したらいいのかのアドバイスをいただけたので
箇条書きで列挙すると…
良いプレゼンの流れ:
ペルソナと利用状況
↓
どんなタスクで行ったか
↓
NE比グラフ
↓
被験者の人数と、そのうち何人でその問題が起こったか(データの根拠を明示)
↓
改善案ペルソナに矛盾があるのはダメ
(45歳主婦、という設定なのに、その人がしなさそうな行動をとる など)ベテランが陥りやすい罠として、
サイトの構造ありきで仮説を立てるクセがある。
自分の主観がペルソナやシナリオに入りすぎる。人を見る目を深くすること。
タスクが作業手順になってしまってる。断片的に書くのはダメ。
ストーリーとして成り立つように書くこと。ペルソナを作るのにはお金がかかる(200万円する場合も)
自治体サイトでは使う人のタイプが様々なので10体ほど作る。ユーザビリティテストをしっかりやってからUXを考えること。
本来はインタビューを行ってからペルソナを作るそうです。
次回、12/27(土)開催のペルソナ/シナリオ法で
その辺を学べるのではないかと期待しています。
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