UI設計と生活空間の動線設計の共通点

導線が複雑なUIとシンプルなUIのイメージ

デジタルの世界であっても
日常の生活空間のように「自然な流れ」に即したUI設計が大事。

どこに何を置くか決めずに部屋が散らかった状態では
タスクを完了するまでに
何度も行ったり来たりしなければならない。
あるいは細かく分類しすぎたり、見せない収納にしたことで
開けてみないと何が入っているか分からなくなって
目的のものを探すのに、時間がかかっていないだろうか。

良い導線は、ある目的のために動く「ついで」に
必要なものも拾い集められるよう設計されている。

例えば、我が家で長年愛用している体重計の場合
乗っただけで家族の誰かを特定し
自動的に体重・BMIの数値をアップして
勝手に記録がたまっていく。
体重計に乗った後
わざわざスマホを起動しアプリを起動し数値を入力する、
なんて手間は必要ない。

目的を達成するための過程が
利用者の負担にならないような
気づいたら利用目的を達成できているような
UI設計ができるようになりたい。