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ワークショップは事前準備が9割

CGFMでは必要に応じて
ワークショップのような参加型会議を行うことが多々あります。

  • 利用者目線でUIを考える時
  • ユーザーの業務プロセスを可視化する時
  • これから作るサービスの目的をメンバーとすり合わせる時

元々はUI検討やWebサイト設計する目的でワークショップを行なっていましたが
弊社の金内透(我流さん)がファシリテーターの能力をメキメキとのばした結果
ワークショップそのものの依頼もいただくようになりました。

その結果、UIとは異なる文脈
例えば、以下の目的でのワークショップも行いました。

  • 社員の本音が聞きたい
  • あるテーマについて社員みんなで考える時間を作りたい
  • ボトムアップで意見言える土壌を作りたい
  • 社内で協力し合える関係づくりの場を設けたい
  • 質問力を鍛えるための、失敗OKな場を設けたい

このような内容でのワークショップの場合
相談いただいてから開催まで、1、2ヶ月はかかります。

ワークショップ当日までの流れの解説図。

クライアント側の参加者のスケジュール調整もありますが
内容を詰めていく準備に9割を費やしているためです。
それらの下ごしらえをやった上で、
当日は意見を出せる場づくり(ファシリテーション)に注力しています。

また、ワークショップ中のファシリテーションで
気をつけていることがあります。

CGFMのファシリテーションで「やっていること」

  • 考え方の引き出しを増やす
  • 個人個人が考える場をつくる
  • 上下関係を強制的に壊して意見を出せる場を作る
  • 結論出してスッキリではなく、あえてモヤモヤを残す

CGFMのファシリテーションで「やらないこと」

結論ありきで「みんなで話し合った」アリバイづくりのための会議

ワークショップ終了後に何が起こるか、について
ゴールは保証しません(できません)。
蓋を開けて何が飛び出しても受け入れる
会社の包容力が試されます。

ファシリテーターが意見・結論を出す

意見を多く出すための場作りに注力しますが
ファシリテーターは意見の方向を誘導してはいけない、
と考えています。

会社や組織内のメンバーがファシリテーションしようとすると
その組織内での関係性が足かせになって
活発な意見が出る場づくりができない、という
悩みをよく耳にします。
そんな時に「CGFMがファシリテーションやってたなぁ」と
思い出してもらえると幸いです。

CGFMの週1デザインアドバイザー

CGFMには週1,2日、その会社のためだけにデザイナーとして入る
デザインアドバイザー契約もあります。

平たく言うと、週1、2など曜日を固定し
その日だけデザイナーの頭と手をレンタルしています。

  • 1人雇うほどではなく、スポット的にデザイナーが欲しい。
  • 新人デザイナーが多くてベテラン勢がいないので、経験積んだデザイナーの意見も欲しい。
  • デザイナーを雇った経験がないので、雇う前にお試し的にデザイナーと仕事してみたい。

と考えている企業・団体におすすめです。

作業内容の例を挙げると

  • 社内で上がったUI関連の課題に対してのUI提案
  • 社内デザイナーが作成したUIに対するレビュー
  • プロダクトマネージャーとの壁打ち(思考整理の手助け)
  • 営業スライドの構成・内容を担当者と一緒に考えて作る など

CGFMの強みである
デザイン×ファシリテーション を生かして

  • 場をデザインしてメンバーから話を引き出す
  • 視覚表現と言葉でプロジェクトの方向性を示し、共有する

と言ったことをしています。

1日CGFMがデザイナーとして御社のために働き、残り4営業日で御社内でCGFMの作業のフィードバックと次のタスクを決めるサイクルを1週間で回します。

週1だけで上手く回るの?と思われるかもしれませんが
意外とうまくいっています。

1日デザイナーと働いた後、次の週までにクライアント側で

  • CGFMの提案の社内レビュー
  • 次に相談するネタ集めと関連資料の準備

ができれば、1週間のサイクルがうまく回ります。

週1デザインアドバイザーと相性良いのは
複数のプロジェクトが動いている企業(自社開発・委託開発)で

逆に相性良くないと感じるのは
1週間も待っていられないような
リリースを急ぐスタートアップ企業。

もし、週1ではなく週3、4日稼働を数ヶ月単位で専属契約できれば
たたき台作る→フィードバックもらう→修正して精度を上げていく
といったサイクルのスピードは上げられるので
期待には応えられるのではないか?と思います。

タイミングによりますが、週1に限らず働ける場合もあるので
気になった方はお声がけください。

miroで図解|CGFMの壁打ち

「CGFMがUIデザインに注力していて
Webデザイン制作の方は あまり手がけていない」という状況が
どうやら周囲の同業者仲間に伝わってない、と聞きまして。
それは、本当によろしくない。
(自分たちの努力不足、という意味で)

ということで
「今、CGFMが何をしているか」について
今後なるべくブログに書いていこうと思います。

CGFMでは「UIデザイン制作」単体のお仕事もうけておりますが
「UIデザイン制作」もひっくるめた「デザインアドバイザー」をしています。

なにせ「アドバイザー」なものだから
固定化された業務ではなく
必要に応じて色んなことをしています。

・コンセプト決めのワークショップ
・コンセプトの図解化
・広報資料の制作アドバイス
・Webサイト制作補助(主にSTUDIOを使用)
・登壇用スライド制作補助
・ラフなワイヤーフレーム作成
・画面デザイン作成(Figma)
・ユーザー目線でUIを考えるワークショップ
など

あと、名もなき仕事、ではないのですが
クライアントの相談を聞きながらmiroなどで図解化してまとめる
「壁打ち」は割とクライアント様からの評価が高い気がします。

CGFMの壁打ちの解説図。考えがまとまらないとお悩みのクライアントの話をCGFMが聞きながら図解化していくうちに、気づいたらクライアントの頭の中が整理されます。

サービスを開発中、もしくはこれから開発しようとしている中で
「モヤモヤしてるのを何とか見える形にしてスッキリさせたい」
という方にお勧めです。

miroで図解|後期高齢者の健康保険資格喪失手続き

きっかけは母が75歳の誕生日を迎えたことから。
誕生日祝いの後日、おもむろに母から
「よく分からん資料届いたんで見てくれん?」と相談あり。

福岡県の方から「後期高齢者医療制度」に関する書類が届いており
私も読んでみたが、さらっと読んだだけでは
「何したらいいか分からない」
という感想だった。

後期高齢者医療制度の案内書類(その1)
後期高齢者医療制度の案内書類(その2)

おそらく、この文章のメインターゲットは
夫が75歳で妻を扶養しているパターン。

対して、我が家の場合は
75歳未満の世帯主が、配偶者の母を扶養しているパターン。
「手続きが必要な場合の例」とは異なるから
どの「場合」に当てはめるのか分からない。

母(被扶養者)が取るべき行動は?
・国民健康保険の加入手続きが必要なの?
・役所に行って手続きが必要なの?何を持っていけばいいの?

世帯主(被保険者)が取るべき行動は?
・期限はいつまで?
・健康保険資格喪失証明書の発行ってどうやってするの?
・他に何を準備しなきゃいけないの?
・役所に行って手続きが必要なの?電子申請できるの?

届いた書類だけでは、何をしたら良いか分からなかったので
ネットの海で情報を漁ってまとめたのが以下のmiroで作成した図。
(でも、地域によって内容が異なるかも)

75歳未満の被保険者がすべきことと、75歳の被扶養者がすべきことをまとめた図

こういった手続き系の書類をどのように改善したら
わかりやすくなるのか、というお題で
情報整理の勉強会したら面白いかもと思った。

でもマイナンバーカードが普及したら、こういった手続き自体も無くなるかも?