mutsuki のすべての投稿

CGFMのUIデザイナー担当。 本職のUIデザイナーでは本名のカネウチカズコで、 イラストレーターとして活動する時は「サイト☆ムツキ」と名乗って使い分けてます。

UI設計と生活空間の動線設計の共通点

導線が複雑なUIとシンプルなUIのイメージ

デジタルの世界であっても
日常の生活空間のように「自然な流れ」に即したUI設計が大事。

どこに何を置くか決めずに部屋が散らかった状態では
タスクを完了するまでに
何度も行ったり来たりしなければならない。
あるいは細かく分類しすぎたり、見せない収納にしたことで
開けてみないと何が入っているか分からなくなって
目的のものを探すのに、時間がかかっていないだろうか。

良い導線は、ある目的のために動く「ついで」に
必要なものも拾い集められるよう設計されている。

例えば、我が家で長年愛用している体重計の場合
乗っただけで家族の誰かを特定し
自動的に体重・BMIの数値をアップして
勝手に記録がたまっていく。
体重計に乗った後
わざわざスマホを起動しアプリを起動し数値を入力する、
なんて手間は必要ない。

目的を達成するための過程が
利用者の負担にならないような
気づいたら利用目的を達成できているような
UI設計ができるようになりたい。

CGFMの週1デザインアドバイザー

CGFMには週1,2日、その会社のためだけにデザイナーとして入る
デザインアドバイザー契約もあります。

平たく言うと、週1、2など曜日を固定し
その日だけデザイナーの頭と手をレンタルしています。

  • 1人雇うほどではなく、スポット的にデザイナーが欲しい。
  • 新人デザイナーが多くてベテラン勢がいないので、経験積んだデザイナーの意見も欲しい。
  • デザイナーを雇った経験がないので、雇う前にお試し的にデザイナーと仕事してみたい。

と考えている企業・団体におすすめです。

作業内容の例を挙げると

  • 社内で上がったUI関連の課題に対してのUI提案
  • 社内デザイナーが作成したUIに対するレビュー
  • プロダクトマネージャーとの壁打ち(思考整理の手助け)
  • 営業スライドの構成・内容を担当者と一緒に考えて作る など

CGFMの強みである
デザイン×ファシリテーション を生かして

  • 場をデザインしてメンバーから話を引き出す
  • 視覚表現と言葉でプロジェクトの方向性を示し、共有する

と言ったことをしています。

1日CGFMがデザイナーとして御社のために働き、残り4営業日で御社内でCGFMの作業のフィードバックと次のタスクを決めるサイクルを1週間で回します。

週1だけで上手く回るの?と思われるかもしれませんが
意外とうまくいっています。

1日デザイナーと働いた後、次の週までにクライアント側で

  • CGFMの提案の社内レビュー
  • 次に相談するネタ集めと関連資料の準備

ができれば、1週間のサイクルがうまく回ります。

週1デザインアドバイザーと相性良いのは
複数のプロジェクトが動いている企業(自社開発・委託開発)で

逆に相性良くないと感じるのは
1週間も待っていられないような
リリースを急ぐスタートアップ企業。

もし、週1ではなく週3、4日稼働を数ヶ月単位で専属契約できれば
たたき台作る→フィードバックもらう→修正して精度を上げていく
といったサイクルのスピードは上げられるので
期待には応えられるのではないか?と思います。

タイミングによりますが、週1に限らず働ける場合もあるので
気になった方はお声がけください。

miroで図解|CGFMの壁打ち

「CGFMがUIデザインに注力していて
Webデザイン制作の方は あまり手がけていない」という状況が
どうやら周囲の同業者仲間に伝わってない、と聞きまして。
それは、本当によろしくない。
(自分たちの努力不足、という意味で)

ということで
「今、CGFMが何をしているか」について
今後なるべくブログに書いていこうと思います。

CGFMでは「UIデザイン制作」単体のお仕事もうけておりますが
「UIデザイン制作」もひっくるめた「デザインアドバイザー」をしています。

なにせ「アドバイザー」なものだから
固定化された業務ではなく
必要に応じて色んなことをしています。

・コンセプト決めのワークショップ
・コンセプトの図解化
・広報資料の制作アドバイス
・Webサイト制作補助(主にSTUDIOを使用)
・登壇用スライド制作補助
・ラフなワイヤーフレーム作成
・画面デザイン作成(Figma)
・ユーザー目線でUIを考えるワークショップ
など

あと、名もなき仕事、ではないのですが
クライアントの相談を聞きながらmiroなどで図解化してまとめる
「壁打ち」は割とクライアント様からの評価が高い気がします。

CGFMの壁打ちの解説図。考えがまとまらないとお悩みのクライアントの話をCGFMが聞きながら図解化していくうちに、気づいたらクライアントの頭の中が整理されます。

サービスを開発中、もしくはこれから開発しようとしている中で
「モヤモヤしてるのを何とか見える形にしてスッキリさせたい」
という方にお勧めです。

miroで図解|後期高齢者の健康保険資格喪失手続き

きっかけは母が75歳の誕生日を迎えたことから。
誕生日祝いの後日、おもむろに母から
「よく分からん資料届いたんで見てくれん?」と相談あり。

福岡県の方から「後期高齢者医療制度」に関する書類が届いており
私も読んでみたが、さらっと読んだだけでは
「何したらいいか分からない」
という感想だった。

後期高齢者医療制度の案内書類(その1)
後期高齢者医療制度の案内書類(その2)

おそらく、この文章のメインターゲットは
夫が75歳で妻を扶養しているパターン。

対して、我が家の場合は
75歳未満の世帯主が、配偶者の母を扶養しているパターン。
「手続きが必要な場合の例」とは異なるから
どの「場合」に当てはめるのか分からない。

母(被扶養者)が取るべき行動は?
・国民健康保険の加入手続きが必要なの?
・役所に行って手続きが必要なの?何を持っていけばいいの?

世帯主(被保険者)が取るべき行動は?
・期限はいつまで?
・健康保険資格喪失証明書の発行ってどうやってするの?
・他に何を準備しなきゃいけないの?
・役所に行って手続きが必要なの?電子申請できるの?

届いた書類だけでは、何をしたら良いか分からなかったので
ネットの海で情報を漁ってまとめたのが以下のmiroで作成した図。
(でも、地域によって内容が異なるかも)

75歳未満の被保険者がすべきことと、75歳の被扶養者がすべきことをまとめた図

こういった手続き系の書類をどのように改善したら
わかりやすくなるのか、というお題で
情報整理の勉強会したら面白いかもと思った。

でもマイナンバーカードが普及したら、こういった手続き自体も無くなるかも?

JaSST’23 Hokkaido 登壇レポート「そのサービス、ユーザーを見て作ってる?」

JaSST'23 Hokkaido 金内和子 登壇の様子

2023年9月8日に札幌で開催された
JaSST’23 Hokkaidoに登壇しました。

そのサービス、ユーザーを見て作ってる? JaSST’23 Hokkaido講演資料

登壇のきっかけ

2019年9月28日に札幌で開催された SaCSS vol.106 で私が登壇していたところを
視聴されていた JaSST北海道 実行委員の なかくきさんから
今年の3月にお声がけいただきました。
(関連記事:SaCSS vol.106 登壇レポート「お任せではなく 一緒に作るUIデザイン」

事例発表の内容

SaCSS vol.106でのスライド内容より
もう少し具体的にワークショップの進め方を説明したり
ワークショップを体験したお客様の声を盛り込んだり
私のトーク後に行うワークショップのための、
心準備するための内容にしました。

要約すると
「プロジェクト初期の打ち合わせが肝心なので、
その時間を有意義にするために、
私たちはワークショップ的な打ち合わせをしている」

発表を終えて

イケてるUIデザインにするためのノウハウを期待されてた方がいたら
ガッカリされたかもしれないけれど
そもそもの課題設定が間違えてたり、動線設計がダメダメだったら
どんな見た目のデザインにしても色々手遅れだ、と
私は考えているので
このスライドはこれでいいのだ、と思っています。

「クライアントからのちゃぶ台返しは辛い」発言に
何人かの方が激しく頷かれていました。

そんな同志の方々が
「もう、そんな辛い思いはこりごりだ。
そんな状況を回避するために、自分たちができることは…?」
を考えるヒントになれたら幸いです。

ワークショップ体験

JaSST'23 Hokkaidoワークショップ風景。簡易ペーパープロトタイプで簡易ユーザーテストしている様子

私の事例紹介後、金内透がワークショップを実施しました。

持ち時間2時間でしたが、休憩やワークショップする上での心構えの説明、アイスブレイクを引いて
正味1時間ほどで

  • アイスブレイクで「即興演劇」のための心と体の準備
  • 簡易ペルソナを元にユーザーになりきって演じる
  • 観察者はひたすら付箋にメモ
  • メモを元に、チームで手分けしてアクティビティシナリオと簡易プロトタイプ作成
  • 簡易プロトタイプを手元に簡易ユーザーテスト

を参加者の皆さんに、やりきってもらいました。

特にQA、テストエンジニアさんにとって
簡易ワイヤーフレームのコンテンツを考えるのは
普段の業務で携わらないのもあって大変だったかと思います。

それでも、自分たちが作った簡易プロトタイプに対し
「これ、ペルソナの課題を解決してないじゃん!」
という気づきを得るチームも出てきたり、と濃い体験をされていました。

JaSST北海道のスタッフの皆さん、私たちのセッションに参加された皆さん
貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。